サイド上部画像
 September 2017 
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
LATEST ENTRIES
ARCHIVES
CATEGORIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
LINKS
PROFILE
BEST RANKING!
SEARCH

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

[-]
- : - :  : 
<< コンスタンティン : コックリさん >>

マレーナ

マレーナ
マレーナ

あの頃、あなたが世界のすべてだった。(コピー)

テレビの深夜枠で観た映画です。イタリアのシチリアという美しい町で
13歳のレナート少年が夫が出征して1人留守を守る美しいマレーナに恋心を抱きます。日増しに募っていく恋心を純粋が故に打ち明けることも出来ず、唯一彼にできることは遠くから見つめるか妄想するかで、ただひたすら悶々と
する日々。これくらいの少年ってこうなのだろうかと結構笑えました。ただ今やるとストーカーって言われると思いますが…。(笑)
最初は少年が青年になるまでの青春モノなのかと
思っていたら戦争の激しさが増してくる中盤あたりからどんどん違うほうに
進んで行き、しっかり何かを突きつけてくるような感じでした。
その美貌のせいで男たちの羨望のまなざしと女たちの嫉妬のまなざしを向けられ、あらぬ噂を立てられるマレーナなのですが、それでも
健気に夫の帰りを待っている姿に心打たれました。途中で夫が戦死したという報告が届き、戦争も激化して食べるものもなく生きることが大変になってきた時、彼女が1人、ろうそくの明かりの中で長く美しい髪をはさみで
無造作に切った姿がとても印象的でした。
その後、突然娼婦になったマレーナを町中の人たちが蔑み、
最後は女たちの集団リンチという衝撃的な場面を迎えます。
嫉妬に狂った女たちの行為のあまりのひどさにただただびっくりするしかありませんでした。そしてそれをただ見ているだけで静止することももできない男たちの冷たさや無力さ。以前はあんなにも熱をあげていたのに…
未亡人となった女が生き延びるための最後の選択だったことに対する無理解さに怒りを感じました。
無論、レナート少年も何もすることができずただ見ているだけ…。
13歳という年齢を考えれば仕方がないのだとは思います。
でも少年の彼女への思いは変わらないところが感動的でした。
最後は、結局生きていた夫とあんなひどい目にあってもシチリアに戻ってきたマレーナの勇気には思わず拍手でした。どこかでひっそりと過去のことを
忘れて生活することもできたはずなのに、それでもここに帰ってきたのは
彼女の最後のプライドなのでしょう。
レナート少年と彼のことを知らないマレーナの温度差も印象的です。
戦争中の異常な心理や、今、目の前で起こっているということに対して
何もできないという無力さ、打ち明けることもできないあの頃の恋心。
これが現実なのです。
見終わったあともしばらく余韻に浸れる、ひさしぶりに観た良い作品だったと思います。


点数 9点
[ま行]
comments(2) : trackbacks(1) :  : 

スポンサーサイト

[-]
- : - :  : 

COMMENTS

chie : 2005/09/15 12:13 PM
しんじょーさんこんにちは。
猫日記たびたび覗いています(笑)
最近私は24(えー、今更!遅いよって感じですか?)
にはまっているんですよ。それで映画&ビデオ更新が滞り気味です…ヾ(;´Д`Aアセアセ

チャーリー気になっているのですが、どうなんでしょう?
訊くところによるとブラックユーモアが満載だとか…。
映画館で観る価値はあるのかな。

しんじょー : 2005/09/14 10:38 PM
chieさんまたまたお久しぶりです。
マレーナ、私は試写会によく行ってた時期の映画なので
たしか試写会でみたっけ・・・。
マレーナの堂々とした美しさに女の私も(いや、女だからこそ?)拍手でしたねー。
あと、あの少年の妄想シーンが可笑しかった。。。

今日は『チャーリーとチョコレート工場』見てきました。
見終わってから拍手が自然にあちこちで起こってて、
とてもファニーなファンタジーでしたよ♪





TRACKBACK

見切り発車TENGOKU : 2005/09/07 8:51 PM
言葉の多様性
テレビ欄でまず何をチェックするかというと、面白そうな映画やらないかな、 ということなんですが、久しぶりにありました。 『マレーナ』と『ニュー・シネマ・パラダイス』です。 一つは昼間、一つは深夜という、多くの人に見せるつもりがない時間帯に放映されてました
TB URL >> http://toymovie.jugem.jp/trackback/149