スターウォーズシリーズ、遂に完結。
初めに断っておくと、実を言うとスターウォーズはエピソード3から
見始めたんです(汗) だから、コアなファンの方々
見ると全然判ってないなぁと思われるところもあると思います。
それでも、テレビのほうで何度も過去のシリーズを放映してくれて
いたので、ストーリーを理解するのにかなり役立ちました。
これを観にいく前日のジェダイの復讐は本当に観ていて良かったです(笑)
ばっちり予習して行ったのでかなり感情移入して見れました。
とにかく映像はすごかったです。普段はCGの多用があまり
好きではなかったりするのですが、このシリーズに限っては
逆に良かったような気がしました。できれば全作品をCGでリメイク
して欲しいくらいです。
ただのちゃんばら劇という感じではなく、ストーリー性が高いのも
面白い点の一つでした。それにしてもアナキンがダークサイドに堕ち、ダース・ベイダーとなっていく様も見る側からすると、結果が判っているのでどうすることもできずイライラがつのる一方でした。結局、愛するパドメを
守るため、というだけではなくアナキン自体の野望や欲望に負けてしまった
ような気もします。そして「死」というのもは誰も止めることができないものなのだ…と改めて思い知らされます。結局、パドメが死ぬことは
運命として避けることができなかったわけですしね。
それにしても、アナキンが生命維持装置をつけてダース・ベイダーと
なって蘇ったときは壮観でした。その時にシスの暗黒卿がにやりと
ほくそ笑みながら「己の激しい怒りがパドメを死においやった」という
ようなことを言った時は絶望でさえ感じました。
なぜ、アナキンがあんなに簡単にダークサイドに堕ちてしまったのか
とレビューで書いている方も居ましたが私の解釈では人間って
ものは傍から見ても案外あっけなく堕ちてしまう時はどんなに
些細なきっかけでも堕ちてしまう
ものだと思うのでそんなに不思議だとは思いませんでした。
ただ、彼の場合は、自分の意思に関係なく運命がそうさせていった
ようにも思えましたが…。。
とにかく、色々考えさせられる部分もあり面白かったです。
ロードオブザリングとかもそうだけど、面白いシリーズが終わって
しまうとなんとなく寂しいですよね。
まあなんだかんだ言っても、ジョージ・ルーカスの想像力の
逞しさにかんぱーい!です(笑)
点数 9点