スケルトン・キー
信じたものにだけ、それは起こる…
ケイト・ワトソン主演。
(ストーリー)
看護師としてニューオリンズの大農園にやって来た主人公
キャロラインはその家の女主人ヴァイオレットに屋敷全部の部屋のドア
が開けられるという鍵(スケルトン・キー)を預かる。
だが、全てではなかったのだ。ただ一つのドアを除いては…。。
サスペンス・ホラーというジャンルに入るのでしょうが、
ホラーというよりもサスペンスの要素が強かったかもしれないです。
かなりストーリーはきちんとしており、時々出てくるわずかな
伏線もとても重要です。
ホラーとしては、古典的な手法(音)による脅かしが多かったですが、
ショッキングな映像というよりもむしろじわじわ追い詰めてくる
怖さがありました。
この話のポイントはブードゥーとフードゥーという宗教と、呪術でしょう。
これを信じるか、信じないかがとくに重要になってきます。
ブードゥーというと昔からゾンビ映画でよく聞く死んだ人間を蘇らせるような怪しげな宗教というイメージでしたが、本編を見終わった後に
特典映像に解説があったので見てみると二つの違いがよくわかりました。
歴史的なことにも触れており興味深かったです。
パッケージにもあったようにラスト15分くらいはハラハラドキドキの
連続で、しかも衝撃のエンディングだったので結構楽しめたと思います。
後々まで余韻が残るような話でした。こういうジャンルでは
なかなか良い出来ではないでしょうか?
点数 8点